芦田尚美
ヤマノハオンギ 灰松葉
|人気の作家・芦田尚美さんのオンギ
京都府南丹市美山町に住む若き陶芸作家・AMETSUCHI/芦田尚美さんが韓国のオンギ(甕)をイメージし、芦田さん特有の釉薬が施された作った磁器製の蓋つき調味料壺です。
*「オンギ」とは、
朝鮮半島で古より発酵食品を保存するための器として使われる伝統の器。通気性のある土で作られ、「息をする器」とも呼ばれ、手作りの味噌や醤油、キムチなど、発酵食品や調味料を仕込むための器として、暮らしに欠かせない存在です。時間と共に熟成され味わい深く…まさに「保存する」「育てる」「暮らしに寄り添う」器です。庭や屋上にオンギがずらーっと並べられた風景を見かけられた方も多いのではないでしょうか。
|磁器なのに温かみのある表情
土もの、陶器で作られるオンギですが芦田さんのオンギは磁器で作られています。下部には山の稜線が筆ではなく周囲にぐるりと線刻されています。芦田さんが住む美山の「そら」と「つち」の境界線を表現されています。自然の美しさやそれぞれの人が持つ山の風景がふっと浮かんでくるよう…民藝の趣も感じられ温もりが伝わります。
|ニュアンスのあるカラー・天地紺屋灰釉(あめつちこうやばいゆう)
通常のオンギカラーとは異なった芦田さん特有の釉薬が施されています。
こちらは灰松葉…
渋い色合いの黄土色。
藁灰を思わせる温かみのあるやさしい色合いで、食の器として親しみやすい佇まいです。灰釉が溶ける過程で生まれた、静かなにじみも美しいです。
※紺屋灰釉とは藍染の工程で使われる灰汁をとった後の役目を終えた灰と磁土を原料として調合された釉薬。灰の中に含まれる鉄や不純物が残り、焼成することで独特な表情を作ります。
|ハングルバージョン
소금/塩、당/砂糖、옹기/オンギの3種類が表されています。
それぞれの調味料を入れるのはもちろん、だしや茶葉、唐辛子やお菓子…使い方はご自由です。台所作業が楽しくなること間違いなしです。また小物を入れて部屋にそっと置かれれるのも。磁器ですので匂い移りも少なく、手軽に洗え清潔に永く使用していただけます。
|大きさは2種類です ※手作りのため個体差がございます
XS:Φ8cm×H9cm
S:Φ9cm×H10cm
棚に並べたとき、このラインが連なりまるで遠くの山々が静かに続いていくような景色をつくります。
京都美山に住む日本人作家が作る美しい佇まいのオンギ、
3種のハングルと2つのサイズからお選びください。
□ AMETSUCHI 芦田尚美
□ 素材:磁器
□ およそのサイズ:XS:Φ8cm×H9cm、S:Φ9cm×H10cm ※個体差ございます。
□ 使用の際のご注意 食洗器 _/レンジ ○/オーブン _/直火 _/
ご購入頂く前に
- 1点1点手作りしているため、形や大きさ、仕上がりの表情に多少の個体差があります。
- 制作過程で井戸水を使用しているため、稀にちいさな鉄粉等の含有がみられますが、使用上の問題がないと判断したものは商品とさせていただいています。
- 電子レンジでの「あたため」は可能。
- 直火やオーブン調理は不可。
- 食器洗浄機での高温洗浄はひび割れの原因になるのでおすすめできません。