コドゥンオチョリム(鯖の煮付け)を作る
秋になって魚に脂が乗ってくれば、ぜひチョリム(煮付け)を作って召し上がってください。
韓国の済州道へ訪れると名物の鯖(コドゥンオ)やタチウオ(カルチ)のチョリムがどこでも食べれますが、やはり秋は最高に美味しい。レシピはとても簡単。本場の味に思いをはせて、いい食材を選んで試してみてください。
(今回、第1回「たれ」で作った「リンゴたまり醤油」を使います)
○材料
a. サバ 半身…3等分に切る(※出来るだけ大きいものがよい)
b. 大根 1/4本…皮をむいて厚さ2cmくらいにカットしておく
〇調味料
1 りんごたまり醤油 150cc (※第1回「たれ」参照)
2 水または出汁 150cc
3 酒 150cc
△1:1:1の比率
4 ニンニク スライス 2かけ分
5 ニンニク おろし 1かけ分
6 生姜 千切り スライス3片分
7 コチュジャン 大さじ1
8 中粗唐辛子 大さじ1(※キムチ用の粗唐辛子)
9 粉唐辛子 小さじ2
10 ごま油 大さじ1
11 こしょう 3ふり
12 青ネギ 刻んだもの 約1/2本分
13 中粗唐辛子 2つまみ(8と同じ。仕上げ用)
○作り方
1.鍋またはフライパンに1〜3を入れひと煮立ちさせ、4〜11を加えよくかき混ぜる。
2.サバと大根をならべて汁をかけながら強火で3分煮る。
3.フタをして中火にし、時々鯖と大根を裏返しながら15〜20分煮る。
(※大根が柔らくなっているかが目安。煮すぎて焦げないように注意)
4.火を止め12をのせ13をかけて出来上がり。皿に盛る。
※糸唐辛子等があればのせると映える
○トーヨー食研 キムサジャンからのhitokoto
チョリムには少し太めで脂がのった魚が向いていると思います。
太いタチウオが手に入れば最高。大きめのイワシやサワラなどもチョリムにすれば美味しいです。大根の他にもジャガイモを入れたりもします。ぜひお試しください。
写真と文:キムサジャン(金社長)