チョジャン(唐辛子味噌・酢コチュジャン)を作る
チョジャンは韓国で最も愛されている“つけダレ”かもしれません。
特に暑さで食欲が落ちる今のような夏の時期、家庭によってはほぼ毎日のように食卓に並ぶ調味料と言えるでしょう。肉や魚介につけたり、麺や野菜に絡めたり・・・
酸味・甘さ・辛さが食欲をそそりシンプルな食材の味を引き立て、ついついビールがすすむ、焼酎がすすむ、危ない危ない・・・
というわけで今回は料理に合わせたチョジャン3種類の作り方をご紹介させていただきます。
 
はじめに…
「チョジャンなんてレシピいるの?簡単すぎて」という韓国人もいるほど基本はシンプルで、コチュジャン1:砂糖1:酢1〜2の割合で混ぜるだけで結構おいしいものが出来ますが、この回では
1. 刺身(フェ)に合うチョジャン 
2. 肉料理に合うチョジャン 
3. 麺やサラダに合うチョジャン
と少しだけこだわってみようと思います。(実際はとても簡単。材料をボウルで混ぜるだけです)
 
1. 基本のチョジャン(粘りがあって水気のあるフェなどに合う)
○材料
コチュジャン  100g    
粉唐辛子    小さじ2 (お好みで1〜3杯)    
みりん     大さじ1    
すり生姜    小さじ1/2    
すりにんにく  小さじ1    
砂糖      大さじ1    
米酢      大さじ2    
すりごま    小さじ2    
醤油      小さじ2    
ごま油     小さじ1  
※フェには好みでレモン汁を少量かけるのもいい。
2. 肉料理に合うチョジャン(煮豚・むし豚などに合う)
○材料
1の基本のチョジャン  60g     
味噌      小さじ1(お好みで 〜2杯)   
みりん     小さじ2    
すりにんにく  小さじ1/2(お好みで 〜1杯)    
ごま油     小さじ1/2
お好みで刻みネギも…
3. 麺やサラダに合うチョジャン(ビビン麺やチョレギサラダに)
○材料
基本のチョジャン 適量    
はちみつ又はオリゴ糖 適量  ※麺などに基本のチョジャンをかけ、味をみながらはちみつ又はオリゴ糖を少しずつかけてよく混ぜる。
○トーヨー食研 キムサジャンからのhitokoto
お酢とコチュジャンについて…
私の場合はよく釣った魚でフェをするので、お寿司屋さんがよく使う米酢を使うようにしていますが、リンゴ酢を好んで使う人もいます。 コチュジャンに関しては今回市販品(韓国産)を使いましたが、大阪コリアタウン・在日の方のコチュジャンを使うことも多いです。こちらは水あめや味噌が多めに配合されており、やや粘りが強く甘めで日本人好みの味かも知りません。酢やコチュジャンの特徴に合わせていろいろアレンジしてみてください。
写真と文:キムサジャン(金社長)