黄金のかぼちゃ粥
○材料(2人分)
かぼちゃ 1/8個分(皮と種を取り除き約150g程度)
冷やご飯 100g
水 100ml
豆乳 100ml〜150ml
塩 小さじ1/2(お好みの塩加減を調節して下さい。)
飾り(コミョン)手に入れば菓子用のかぼちゃの種、クコの実、松の実など
今回はかぼちゃの皮を型抜きで抜いてコミョンに使用
○作り方
1 かぼちゃ1/8個は皮を剥き種を取ったら一口大に切り、蒸し器で柔らかくなるまで15分程蒸す。
2 かぼちゃが蒸しあがリ粗熱が取れたら、冷やご飯と分量の水をミキサーに入れて滑らかにペースト状になるまで混ぜる。
3 2が滑らかにペースト状になったら鍋に移し、分量の豆乳と塩を入れて初めは中火で火にかける。
4 全体が煮立ってきたら弱火にする。焦がさないように混ぜ全体に均一にとろみがついたら火を止め器に盛り付ける。出来上がった粥の上に飾り(コミョン)をあしらう。
○作り方のポイント…
できるだけ滑らかになるまでミキサーにかけるととろりと口当たりの良いお粥になります。火にかける時は焦げやすいので、素早くしっかり混ぜながら温めてください。塩加減は記載通りでなくても良いです。お好みの塩加減を調節して下さい。
○jasmine baguniさんからのhitokoto
韓国にはお粥の専門店があちこちにあります。初めて韓国でお粥屋さんに行った時はあまりにメニューの種類の多さに驚いた事を思い出します。日本では病気や調子の悪い時に食べるイメージですが、韓国では割と日常的に食べられている様子です。
一度、韓国の友人に「今日のお昼に何を食べた?」と聞いたら、お粥を「お粥を食べたよ。」という答えが返ってきて思わず「どこか調子が悪いの?」と聞いてしまった程です。もちろん韓国でも調子が出ない時に食べられるかもしれませんがチゲやキムチのように日常的に食べらてるとしたら、お粥も大切な韓国料理の一つだと考えます。
私は個人的に「アワビのお粥」が大好きで渡韓すると必ず一度は食べますが、家で頻繁に作るとなると毎回「アワビ」というわけにはいかず…本来はもち米や牛乳が入るようですが今回はいつでもどこでも手に入る冷やご飯と体に優しい豆乳で簡単にレシピを仕上げました。
丁寧に煮るとかぼちゃの色が輝く黄金色のようになり、かぼちゃの甘味と優しい食感がまるでポタージュのようなかぼちゃのお粥。食欲がない時にもおススメです。是非一度、作ってみて下さい。
写真と文:jasmine baguni
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