繭子
モシの袱紗
名古屋在住ポジャギ作家・繭子さんの新作が届きました。
時は李朝の時代…韓服のふところからお財布をそっと取り出すシーンをイメージされ制作してくださいました。
袱紗といえば日本では冠婚葬祭のイメージで細長い長方形ですが、
大切なものをそっと入れ保管したり、そのまま贈りものに使われたり…
繭子さんスタイルの袱紗をご紹介します。
イラクサ科の多年草である苧麻(チョマ)の茎から作られトンボの羽衣とも呼ばれる韓国の麻「モシ」で仕立てられています。透け感があり涼やかな風合いと共にふっくらとした柔らかさも兼ね備えています。
韓国伝統のパッチワーク「チョガッポ」の技法を用い、小さな布のパーツを巻きかがり縫いで繋ぎ合わせています。裏面はそのままの一枚布、接着芯をつけて仕立てられていますのふっくら厚みがあり、中のお品をしっかり保護してくれます。
折り紙のように折り畳まれた美しい佇まいです。
きなり色は見えにくいですが、前面の交差するV字の部分に水平に走る留めが入りアクセントにも。今年の8月、繭子さんがソウルで購入された天然石のビーズがついたメドュプ紐でくるりと巻き、被せ合わすというスタイルになります。
こちらも伝統的な中にモダンな雰囲気を纏っておられます。
きなり・ネイビー・グレーの3つの大人カラーの展開です。
お好きな色をお選びください。
きなり SOLDOUT
ネイビー
グレー SOLDOUT
『麻は使い込んで10年後が一番美しい』と繭子さん。
ずっとずっとお使いいただけることを願われておられます。
□ 素材:モシ布、シルク糸、シルク紐
□ およそのサイズ:14cm*20cm(被せを開いた状態)閉じると10cm
□天然素材の生地の特性上、小さい穴やネップ、傷に見える箇所がある場合がございますが不良品ではありませんので予めご了承ください。ネップとは、生地の表面にぽっこりとした繊維の節が生地表面に出たものを言います。自然な素朴な味としてご理解いただけましたらと思います。
□ お手入れは汚れた部分だけ軽く手洗い(押し洗い)
□ OPP袋簡易包装になります
□ ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少異なりますことご了承ください。