チャン フンソン工房
万字文 匣物(はこもの)2種
蓋を持つ存在感ある2つの匣物が再入荷いたしました。
長方形と正方形。
可憐な雪花シリーズと共に愛されている「万字文」のシリーズ。
福をもたらすといわれる「万字文」の文様がふたの部分に浮き出ています。
お線香など入れる香合としてお使いいただくのはもちろん、お料理やお餅やお菓子、小物を入れて使ったり…お正月やお茶事、おもてなしの席やしつらえの調度品としても。
長方形
横長直方体のシンプルなカタチの香合。
一般的に店でよく見かける短寸サイズのお線香がすっぽり入る大きさです。
グレーががったり黄みを帯びたり様々な表情がうかがえる蓋とツヤのあるつるっとした白い箱。長い時間じっくり焼かれ、窯から出てきたうつわの表情は1つとして同じものはありません。手間のかかる陶磁器ならではのぬくもりある魅力ではないでしょうか。
身の縁に合わせしっかりとかませるよう蓋が乗っています。
また底の4辺の一部を削りだし素地が現れています。そのためまるで四方の足で浮き上がっているように見えます。
がたつきはございません。
蓋と身の裏、縁は、無釉です。
蓋にはかませがあり身と合わせたとき動かず、しっかり固定されています。
正方形 SOLDOUT
万字文の模様が入った蓋と2段の身の重箱。
こちらも長方形と同様蓋には釉薬の焼きむらが見えマットな仕上がりです。身(箱)の外側は刷毛目が薄く入り、艶があります美しい佇まいです。
裏は釉薬がかかっている部分と無釉の部分があり、身の裏側に作家の2種の刻印が施されています。
蓋・身ともに高台がしっかり設けられています。
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表面に黒いほくろと呼ばれる鉄粉が見えますが、土や釉薬に含まれる焼成時に酸化し現れたものです。また釉薬のたれも見受けられますが欠陥品ではございませんのでご了承ください。
一部赤茶に見える部分がございますが、窯に詰める際につかんだ部分の釉薬が少し取れたためです。
当初は不良品と勘違いされるのでは、と悩まれましたが土もの独特の事象だと考えられ作陶されておられます。あえて手の跡を残す…それが今ではチャンフンソン工房のうつわの大きな特色となっています。
高さを持つ四角いうつわを作るのは難しい作業です。
成形時に綺麗な四角のラインが出ていても、焼成時に歪みがどうしても出てしまいます。
正方形の重箱の方は蓋をしたり、重ねた時に多少のガタつきがあったりわずかな隙間も見受けられます。底面のがたつきは見受けられません。
長い時間じっくり焼かれ、窯から出てきたうつわの表情は1つとして同じものはありません。
手間のかかる陶磁器ならではのぬくもりある魅力ではないでしょうか。
○万字文ふたもの・平皿の再入荷予定ございます。
福を招く万字の文様。
受け取るすべてのお客様の幸福を願いながら制作してくださいました。
□ チャン フンソン工房
□ 素材:陶器
□ サイズ:長方形:およそ6cm×18.5cm×H4.2cm(内寸4.5cm×17cm×3.2cm)
正方形:およそ11cm×11cm×H8.7cm(内寸9cm×9cm×2.8cm)
□ 使用の際のご注意 食洗器 _/レンジ _/オーブン _/直火 _/
ご購入頂く前に
❙ 陶磁器の特性
- 色合い、形、大きさ、重さに若干の差異があります。
- 釉薬が流れたあと、突起、気泡の抜けた穴が見られる可能性があります。
- 土の中の鉄粉が焼成により反応し黒い点が見られる場合があります。
- 釉薬の部分に細いひびがある場合がありますが陶器特有の貫入とよばれるもので不良品ではございません。
- においの強いものや色の油分の強いもの、濃い食材や液体を長時間器に盛ったままにしないでください。においや色が移り、とれにくくなります。
- つけ置き洗いはお避け下さい。
- 洗剤は使われず重曹やベーキングパウダーで洗われよく乾燥させてください。水分が残っていると、においやカビの原因になることがあります。
- 金属のスプーンやフォークなどの摩擦で金属痕(メタルマーク)が付く場合があります。木製のカトラリーをお使いになることをおすすめいたします。
〇土物の器は割れやすい物ですが、手間をかけて扱って頂くと味が出て参ります。 いろいろなうつわの景色をお楽しみいただき長くお使い頂けると嬉しいです。
〇ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少異なりますことご了承ください。