韓国伝統のパッチワーク
ポジャギ 228
衣服を縫う際に余ったハギレをつなぎ合わせ作られるポジャギ。
古来の使い方は包んだり、覆ったり、敷布として…日本でも人気のポジャギはカーテンの代わりに窓辺や壁に掛けたり間仕切りや額装にして…いろいろなアレンジで楽しまれています。
韓国の伝統布モシを使った長方形のポジャギをご紹介します。
80cm×119cmの長方形サイズ。
長方形は日本の住宅でも使いやすい形だと思います。
※長方形は廊下と部屋の間仕切りや、のれんとして使われる方が多くいらっしゃいます。
染めをほどこしていない自然のきなり色。
折り伏せ縫いで仕上がり裏表のどちらから見ても縫い代が美しく仕上がっています。
長方形・台形・三角形などおおらかなサイズのピースが点在しています。
平行の横ラインが走り、細長の縦ゾーンが印象的で斜めのラインが多く
上部はきちんと、下部では微妙なずれが見受けられ抜け感も感じます。
シャリシャリとした質感が風にはためき涼を感じ、ずっと見ていても飽きません。

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平台に置いた様子
すべてのポジャギに共通して言えるのですが平台に置いて見たとき、光を通して見た時の印象が全く異なるのです。かける方向をいろいろ変えられるとまた違う景色が見えます。
△残念なことに制作過程でついた汚れが数か所見受けられます。申し訳ございませんがご理解いただきました上でご購入いただけますようご了承ください。
モシはポジャギに一番多く使われている材料です。
イラクサ科の多年草である苧麻(ちょま)の茎から作られ平織で作られた夏の布でトンボの羽衣とも呼ばれ、軽く繊細でサラサラ…涼やかな風合と共にふっくらとした柔らかさも兼ね備えています。
風と光を運ぶポジャギ…
ポジャギを通すと風はやわらかく、光に透かすと縫い目が浮き出て立体的にも見えとても美しいのです。
日の差し方による表情が異なりじっと見つめてしまいます。
朝のひかり、昼のひかり、夕方のひかり、夜の星、灯りをともしたひかり…
それぞれの時間、それぞれの風と光をお楽しみください…。
小さなアイテムですがいろいろな使い方のできる伝統の知恵を生かしたファブリックです。
気分や季節によって気軽にインテリアの雰囲気を変えてくれます。
伝統を暮らしにプラスしてください…
□ 素材:韓国麻100%
□ サイズ:約80cm×120cm 吊布5cm含まず
□ 取扱いについて 水洗いできますがシワを伸ばすためには必ず半乾きのときにアイロンをおかけください。アイロンの温度は麻類は高温(スチーム可)です。多少の色落ちがございますので単品でお洗いください。手洗い。決して不良品ではございません。天然素材の生地の特性上、ネップや傷に見える箇所がある場合がございますが不良品ではありませんので予めご了承ください。ネップとは、生地の表面にぽっこりとした繊維の節が生地表面に出たものを言います。自然な素朴な味としてご理解いただけましたらと思います。
□ 織目が均一でない箇所がございます。