菜の花とさきいかのムチム
○材料
菜の花 1束(今回は全体量約150g使用)
さきいか (そのまま食べられる柔らかめの物)50g
コチュジャン 大さじ1
ゴマ油 大さじ1
水あめ 大さじ2(なければ砂糖でも可)
薄口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
白ごま 大さじ3
塩 小さじ1
唐辛子 白ごま 飾り用 少々
○作り方
1 菜の花は茎の固い部分を切り落とし、長いものは3等分か4等分に切って洗っておく。
鍋に水を入れ沸騰させ塩(小さじ1)を入れ、まずは茎の部分を入れその後に葉の部分を入れ1分程菜の花を茹でる。
茹で上がったら水にさらし、水気をよく絞っておく。
2 さきいかは太めの物はさらに割いて、細くしておく。
※コチュジャン、ゴマ油、水あめ、薄口醤油の調味料をボールに合わせておく。
3 合わせておいた調味料の中に茹でた菜の花とさきいかを入れ全体に味がなじむ様によく混ぜる。
そこに白ごまを加え更によく混ぜ、器に盛り付け、唐辛子・白ごまを飾る。
○作り方のポイント…
全体を丁寧によく混ぜること。しばらく時間をおくと味がなじんでおいしくなります。
さきいかはそのままでも良いですが細かくさいた方が味のなじみが良くなります。水分が出やすいので菜の花の水分をよく取って調味料を合わせると良いです。
○jasmine baguniさんからのhitokoto
韓国料理を独学するようになってからさまざまな韓国調味料や料理法を知るようになりました。それと同じくたくさんの調理法も学ぶ様になりました。その中の一つ「ムチム」。ムチムとは日本語で“和え物”の事です。ナムルはよく聞きますが、「ムチム」はほとんど知らない方も多いんではないでしょうか。
色々と調べてみますとナムルはごま油、塩、醤油などで味付けするのに対し、ムチムはニンニクやネギを刻んだ物やコチュジャンなどを入れてつくるようです。コチュジャンが入る事でコクのある味わいになり、ご飯やお酒が進む味付けです。韓国では生のお魚、刺身を和えるムチムもあるとか。
私自身も「ムチム」は言葉自体も知りませんでした。まだまだ韓国料理について知らないことが多すぎますが文献で調べるうち新たな韓国料理に出会えて私自身も嬉しく思います。今回ご紹介するムチムは2月から5月にかけて旬の菜の花を使用しましたが葉物の野菜、小松菜やほうれん草などでもおいしく出来ると思います。調味料の割合を覚えておけば後は混ぜるだけ。是非様々な野菜でムチムをお試しください!
写真と文:jasmine baguni