蓮根と鶏もも肉のカンジャンポックム と ししとうとじゃこのポックム
○材料 2人分
“蓮根と鶏もも肉のカンジャンポックム ”
蓮根 1節
鶏もも肉 1枚
かいわれ大根 適量(飾り用)
ニンニクチューブ 2cmほど
水 カップ1/2
カンジャン 大さじ3(手に入らなければ、日本の濃い口醬油でも可)
砂糖 大さじ2
水あめ 大さじ1
塩、コショウ 少々
ゴマ油 大さじ2
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おまけのもう1品
“ししとうとじゃこのポックム”(約2人分)
ししとう 10〜15本程
じゃこ 10〜15g程
ニンニクチューブ 2cmほど
カンジャン 大さじ1
砂糖 大さじ1
ゴマ油 大さじ1
白ごま 大さじ1
○作り方
1 蓮根を洗って皮を剥き0.5〜1cm位の薄さに切っておく。
かいわれ大根は根を落とし、軽く洗って水気をとり、半分の長さに切っておく。
2 鶏肉は一口大に切り塩・コショウをしておく。
3 調味料のカンジャン、砂糖、水あめを混ぜておく。
4 熱したフライパンにゴマ油を引きニンニクを入れ軽く炒め、ニンニクの香りがしてきたら鶏肉を皮の方を下にして焼いていく。裏に返して更に焼いて薄く色ついたら、一旦フライパンから取り出し蓮根を炒めていく。
5 蓮根に火が通ったら鶏肉を戻し、全体を混ぜながら焼く。程よく混ざったら水を入れ、混ぜ合わせておいた調味料を入れ調味料が煮詰まるまで焦げないように炒めていく。
6 水分がなくなったら火を止め、器に盛り付ける。
かいわれ大根を飾り、出来上がり。
〇ししとうとじゃこのポックム
○作り方
1 ししとうは軽く洗って、よごれている、先端の部分をハサミなどでカットしておく。
2 フライパンにゴマ油・ニンニクを入れて軽く炒め、ニンニクの香りがしたらししとうを炒める。
全体に油がまわってししとうがしんなりしてきたらじゃこを入れ、更に炒めカンジャン・砂糖を入れ調味料を絡めるように炒めたら出来上がり。
○作り方のポイント…
鶏肉と蓮根はよく火を通すと調味料が絡みやすいです。ただし焦げやすいので調味料を入れたら素早く炒めて下さい。火加減は中火と強火の間位です。ししとうとじゃこも同様に調味料を入れたら焦げないように素早く炒めて下さい。
○jasmine baguniさんからのhitokoto
韓国料理を作り始めた時、料理同様、韓国の調味料にも興味を持ち始め使い方もよく分からないのに韓国の味噌や唐辛子などを買いそろえていた記憶があります。韓国の醤油“カンジャン”もその一つで若干日本の醤油とは味が異なります。私が思うにカンジャンは日本のだし醤油のような味。韓国でも料理によってカンジャンを使い分けるようです。
ポックムは“炒め物”の意味でポックンパブ(焼き飯)という単語はよく耳にしますよね。韓国料理に親しむのであればコチュジャン以外に“韓国の醤油”位までは使えるようになれば韓国料理作りの幅も広がると思い、今日の2品をご紹介しました。
今回使ったカンジャンは“クッカンジャン”といい、日本の濃い口醤油に近く甘味があり煮込むとコクが出る感じと表現しましょうか…どちらかというと加熱調理に向いています。少し濃い目の味付け、お酒にも白いご飯にもよく合うと思います。
今日はお財布に優しい安価の鶏もも肉とじゃこを使用しましたが、豚肉薄切りや魚介類、例えばイカやえびと炒めてもおいしく仕上がること間違いなし。色々な材料で、皆さんも、是非一度“カンジャン”を使って韓国おかず(パンチャン)を作ってみて下さい。
写真と文:jasmine baguni