チャン フンソン工房
古白の月 平皿
粉引の美しいお皿をご紹介します。
粉引は朝鮮半島から日本に伝わった伝統的なうつわです。粉吹(こふき)ともいわれ「粉を引いた(吹いた)ように白い」ことから名づけられました。
ベースとなる素地(土)に白い泥を全体にかけ、さらにその上から透明釉をかけ窯で焼成します。※一般的には素地の上に釉薬をかけ焼かれる2層構造です。この白い泥をかける「白化粧」の作業が加わることによって窯出しのあと自然にほんのりピンク色の斑点や模様が見えることが粉引きの大きな魅力です。全体にうっすらピンクがかかったり、グレーや白さが目立つものもあり…
長い時間じっくり焼かれ、窯から出てきたうつわの表情は1つとして同じものはありません。粉引ならではのぬくもりと魅力ではないでしょうか。
サイズ小・15cm
サイズ中・18.5cm
サイズは新しく中サイズが加わり2種類になりました。
直径15cmの大きさは出番の多いサイズ。大皿料理の取り分け皿として使ったり、副菜用のお皿として。またおにぎりやパン、おやつの和菓子やクッキーをのせたり…。そして直径18.5cmは少し大きめの取り皿やたっぷり野菜のサラダ、あるいは一品料理皿としても重宝するサイズです。トーストものせていやだけるサイズです。
どちらも少し深さがございますので汁気のあるものも安心して盛り付けられます。お豆腐料理や煮びたしなどにも…そしてスタッキングもできますので揃えられるのも良いと思います。なんでもないお料理も品格が出て、日々に欠かせないうつわです。
「古白の月」
なんて素敵なネーミング…風景やにおいまで伝わり懐かしさまで感じます。
丸い丸いお月さまに薄桃色のにじみがふわり…まるで骨董のような存在感のある佇まい。
また白いクリームのような柔らかいラインが見えたり竜巻のように見えたり…雪花皿もそうですが表現されるネーミングとうつわそのものがぴったりでチャン・フンソン氏は詩人のようです。チャン・フンソン氏の思いがこめられた「古白の月」にぜひ出会っていただきたいです。
□ チャン フンソン工房
□ 素材:陶器
□ サイズ:小 およそΦ15×2〜3cm、中 およそΦ18.5×2〜3cm
□ 使用の際のご注意 食洗器 _/レンジ _/オーブン _/直火 _/
ご購入頂く前に
❙ 陶磁器の特性
- 色合い、形、大きさ、重さに若干の差異があります。
- 釉薬が流れたあと、突起、気泡の抜けた穴が見られる可能性があります。
- 土の中の鉄粉が焼成により反応し黒い点が見られる場合があります。
- 釉薬の部分に細いひびがある場合がありますが陶器特有の貫入とよばれるもので不良品ではございません。またこちらのうつわには貫入に水が入らないよう日本の通産省の許可を得た食器用の薬品で処理を加えております。韓国国内においても安全が確認できておりますので安心してお使いください。
- においの強いものや色の油分の強いもの、濃い食材や液体を長時間器に盛ったままにしないでください。においや色が移り、とれにくくなります。
- つけ置き洗いはお避け下さい。
- 洗った後はよく乾燥させてください。水分が残っていると、においやカビの原因になることがあります
- 金属のスプーンやフォークなどの摩擦で金属痕(メタルマーク)が付く場合があります。木製のカトラリーをお使いになることをおすすめいたします。
〇土物の器は割れやすい物ですが、手間をかけて扱って頂くと味が出て参ります。 いろいろなうつわの景色をお楽しみいただき長くお使い頂けると嬉しいです。
〇ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少異なりますことご了承ください。