韓国の文化〜暮らす[5]オンドルと調度品

 



25年前に購入した古いパンダジ。
幅70cm、奥行き45cm、高さは60cmほどの韓国の古い収納家具です。
その時よりも飴色を帯び金属の蝶番も輝きが落ち着き、ちょうどよい感じになってきました。

日本では箱モノには巾木という下駄を履かせ基本四角い箱なのですが、韓国の昔の道具には足元にスキー板のような木の「足」がつけられています。
骨董店や展覧会などで見る屏風やソバン(小さなテーブル)もそうです…
実は「オンドル」という韓国独特の暖房システムに関連するのです。


온돌 オンドル(煙突) 
昔は家の外に台所がありました。台所のかまどで煮炊きしたときに出る熱と煙を煙道という居住空間の床下の通路に通し、床を暖めるシステムです。
煙はその煙道を通り煙突を抜け外に。床下にある石が自然と蓄熱し床に伝導し部屋全体を温めます。
火災を起こさぬよう土台には石、そして漆喰を塗り、固め、油をしみこませた紙(壮版紙・チャンパンジ)を貼った床が特徴です。





オンドルで温まった床は熱によって乾燥し、その床にピタリと接して置くと木製の家具は反りや歪みが出てしまいます。それを防ぐために「足つき」のものが主流となりました。
あちこちに動かすソバンに関しては、床に貼られた壮版紙を破らないようにという配慮の意味もあります。
また韓国の布団が薄いのはオンドル床のぬくもりがからだに伝わりやすいようにと考えられたもので、じんわりした温もりを感じます。





熱源として古くは薪や藁(わら)、60年代は練炭、現代ではガスや電気で作った温水をパイプに流し床下にめぐらせ、床を温めるシステムになりました。
(余談ですが知人の家のガス代は、夏場の20倍に跳ね上がるそうです!)


16日は旧暦の元旦です。
今頃、韓国では家族総出で正月の準備に追われていることと思います。
きっとオンドルの床に座り皆で集まり、大きな声で話をしながら用事をしているのでしょう。


外はまだまだ厳しい寒さですが、家に入れば小春日和のようなゆっくりとした暖かさを感じることができます。





移動に便利な街なかのホテルではなく韓屋に滞在し、オンドルのほっこりした暖を取りそのまま眠ってしまうのも良いな…と思う冬の日です。




 
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