韓国の文化〜暮らす[2]冬至





一年の中で一番夜が長い日…22日は冬至です。


「日短きこと至(きわま)る」
つまり一年で一番太陽が出ている時間が短い。昔日本では命が尽きる時期、死に一番近い日ととらえられた面もあり厄払いとして、栄養素の高いかぼちゃを食べ柚子風呂に入りからだを温め、無病息災を祈る風習が今も行われています。


幼いころ、この時期になると祖母が甘くない小豆のお粥を作ってくれたことを思い出し韓国の冬至について書こうと思います。


季節の目安として太陽の動きをもとに古代中国で考案された二十四節気。冬至も二十四の中のひとつです。

古代中国では太陽の運行の起点として一年の始まりと位置づけ、新年が始まる元旦とし冬至を祝ったとされています。

夜が一番長い日、ということは冬至の日を境にして昼がまた長くなる…つまり太陽の光が復活すると生命の恵みを豊かにもたらすという考えから人々を活気づけました。
韓国にもこうした考えは伝わり、宮廷では祝宴を開き王の印が押された暦を役人たちに贈るという習慣があったそうです。


日本でのかぼちゃに対して、韓国では赤い小豆をゆでたお汁でお米を煮てつくる小豆粥(パッチュク)が冬至に欠かせない食べ物です。
日本でも小正月に食べる習慣がありますのでこのあたりも冬至が中国に起源するからだと思います。





どうして小豆なのでしょうか…
韓国では昔から悪魔や伝染病の神、鬼神(トッケビ)が豆を嫌い、また「赤」い色が厄を払うという説が伝えられているのです。確かに引っ越しなどで新しい住まいに移るとき小豆をまいたり、冬至の日には玄関先の柱や家の四方隅に小豆粥をかける習慣があります。


中国におもしろい説話があることを知りました。
共工氏という名の村人に、いつも親を困らせ親不孝ばかりしていた息子がおりましたが冬至の日に亡くなったのです。
疫病神となって伝染病を流行らせ村中に害を与え、死後もなお親を苦しめます。
その息子が小豆が嫌いだったことを思い出し、小豆粥を炊いて家中にまき退け、平和な村が戻ったという話です。





小豆粥の中に白く小さく丸められた団子が入っています。
節分の豆と同様、年の数だけ食べるとこの1年を元気に過ごせると…
うーん、こちらはなかなか難しいですね。


また厄払いの風習として「巳」という文字を書き家の壁や柱にさかさまに貼り付けます。
「巳」は蛇を表す漢字なのです。
小豆粥をいただく機会も少なくなりましたが…
日本にも韓国にも昔の人の生きるための知恵が、現代にも息づいているのだなとあらためて思いました。


一年で一番長い夜、小豆粥を炊けたら良いのですが…
せめてあんこは頂いて無病息災を祈ろうかなと思います。



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