韓国の映画「집으로…」(家へ…)




グンと冷え込み、深秋を通り越し冬の訪れを感じる11月です。
日が落ち暗くなるのも早く、夜の時間が長く感じます。
みなさん、どんな過ごし方をされていますか?

1本の韓国映画をご覧になりませんか?
タイトルは「집으로… (家へ…)」。
邦題の「おばあちゃんの家」と聞くとピンと来られる方多いのではないでしょうか?


2002年に公開、日本では名作を上映することで有名な岩波ホールの35周年記念作品として上映された女流監督イ・ジャンヒョン氏の作品です。決して長くはない85分のこの作品の中でどれだけ涙を流したか数えられません…
今も思い出しただけで涙が…


舞台は忠清北道の過疎の村。
ソウルに住む母子の帰省場面から始まります。母親が都会で仕事を探す間、7歳の少年が初めて会う田舎の祖母の家に預けられたひと夏の話です。


登場人物も少なく、事件も何もない穏やかな映画。

祖母と孫が初めて会うということ自体ビックリなのですがその背景は語られず、都会育ちのわがままな少年と、耳が不自由で話すこともよみかきもできない祖母との生活だけが描かれています。

はじめは7歳の少年が77歳の祖母を徹底的に小馬鹿にし、欲求不満のはけ口として哀しくなるような言葉を吐きます。
しかし祖母は少年の要求に応えようと奮闘し怒ることなど全くしません。
そう、無償の愛なのです。しだいに距離は少しづつ縮まり心が通じ合うのです。


祖母の深く大きい愛情が少年のとげとげした心をやさしく変えていきます。(フライドチキンを食べたいという少年のためにとぼとぼ歩きバスで町までニワトリを買いに行き、蒸し鶏を作りがっかりした少年が号泣するなどさまざまなエピソードが盛り込まれています。)


7歳の少年と高齢の祖母。
ソウルと過疎地。
携帯ゲームと情報社会とはかけ離れた生活様式。
また故郷を振り返らない親・その親に育てられたわがままな少年と何も求めない無欲の祖母。

監督は現代の韓国社会も示したかったのでしょうね。


最後の場面は娘である母が仕事が決まり、少年を連れソウルへ帰る別れのシーンは涙腺が破壊します。
「具合が悪い」「会いたい」と絵入りのはがきを何枚も渡しポストに入れるよう必死で頼みます。
また会いに来るからと。

後部座席のガラス窓から手を振る少年、そして見送った後、独り曲がった腰でとぼとぼ帰る祖母の姿。


何度見てもなんともいえない気持ちが残ります。
懐かしく、本当にせつなく…


イ・ジャンヒョン監督はご自身の母方の祖母への贖罪の念と感謝の気持ちをこめて、この映画を作られたそうです。


ある時は孫であった時の自分を重ね胸がチクチク痛み、ある時は娘の立場で後悔し、そしていつか祖母の立場になった時にこうありたいと思わせる1本です。少年がまたいつか必ずおばあさんに会いに来ることを願います。


どうぞ、ぜひご覧になってください…
できるのなら1人で見られることをおすすめします。



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