韓国散歩[2]踏十里




ソウルの東側にある小さな町「踏十里(タプシムニ)」は韓国に訪れると必ず向かう場所です。

地下鉄5号線踏十里駅は金浦空港から乗り換えなしで1時間足らずで到着する小さな駅。
通称古美術通りと言われる通りがあるのですが、実際は点在する5つの大きなビルの中に小さな店が集中しています。

李朝家具を中心に美術品や工芸品・器・布・雑貨などを求め日本や海外のバイヤーたちがこぞって買い付けに来る有名な骨董の町です。
アートの香り高い町・仁寺洞(インサドン)などに建ち並ぶアンティークのお店の家具や道具も、ここ踏十里で買い付けられたものも多いとか…。



日本に住む私たちから見ると李朝家具や手仕事の道具類は憧れでもあり、なかなか手に入れることができない高価なものというイメージなのですが、この踏十里を訪れると…
なんということでしょう…
清らかな道具たちが所狭しと通路に積み上げられたり、麻ひもでグルグルとひとくくりに巻かれていたり…ほこりがかかっていたり…驚きの光景に出会います。
しかし骨董好きにとっては、その山の中から自分にとってキラリと光る宝を探し当てることに、たまらない喜びを感じるのでしょう。




古い校舎のような廊下の両側には色鮮やかなポジャギ(布)や刺繍がほどこされた小物、白磁や青磁の器、置物や建具など…一見似ている店構えなのですが中に入ると、それぞれに特徴があり店主のこだわりが感じられます。



ある一軒の店に入りました。
音楽も流れない空間にバンダジ(収納家具)やソバン(小さいお膳)が整然と並べられていて、奥に物静かな店主がゆったりと座っておられ、むずかしそうな書物が積まれています。



「日本からわざわざ来ました」と話すと突然の訪問にも関わらず、ひとつひとつその道具の持つ歴史・特徴をきらきらした瞳でお話ししてくださるのです。
帰りにはご自身の著書もプレゼントしてくださり、なんとも貴重な時間を得ることができました。

何かの記事で読んだのですが、日本では浅川伯教・巧兄弟や民藝の柳宗悦、白州次郎・正子夫妻など有名な目利きたちを魅了した李朝の道具なのですが、韓国ではそんなに知られておらず最近になってようやくインテリア好きの人たちの間で注目され始めたと。

どの国にも素晴らしい伝統と文化があります。
そして、そのものが作られた背景やドラマが。


現代まで息づく李朝の道具はいくつもの時代を見つめてきたからこそ輝き続け、これからも私たちを魅了してやまないことでしょう。
時代や材料によって価格もまちまちです。
アンティークと敬遠されず、自然の素材と手仕事がつくる温かい道具を日々の暮らしに溶けこませてください。


「用の美」…使われてこそ美しい…
という言葉も有りますが、眺めているだけでも心の安寧を感じるのです。



ぜひ一度、骨董の町・踏十里にお出かけください。



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